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四​角​い​ラ​フ​ラ​ン​ス Square La France Pears

by 蜂鳥あみ太=4号+acc田村賢太郎 / Amita Hachidori & Kentaro Tamura

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1.
すれ違い様に心臓ひと突き 目玉抉られた馬が走り出す 巡る巡る苦い思い出ばかり ひとつも良い事なんてありゃしない さあ さあ 放て さあ さあ 放て さあ さあ 放て さあ さあ 放て 放つのだ 死んでしまうとはなんと情けない 抱き締めてみても腐敗は進むし 巡る巡る苦い思い出ばかり ひとつも良い事なんてありゃしない さあ さあ 放て さあ さあ 放て さあ さあ 放て さあ さあ 放て 放つのだ 己鞭打てど罪は増すばかり 十字を切れども神は無関心 巡る巡る苦い思い出ばかり ひとつも良い事なんてありゃしない さあ さあ 放て さあ さあ 放て さあ さあ 放て さあ さあ 放て 放つのだ すれ違い様に心臓ひと突き 目玉抉られた馬が走り出す 巡る巡る苦い思い出ばかり 全てを焼き尽くせ 火を 放て 放て 放て 放て 放つのだ
2.
※ 熟した果実の角に頭をぶつけて 脳漿ぶちまけて今すぐ死んでしまえ 飛び散るソレをかき集め煮込んだスープ 叶わぬ愛も空いた腹もこれで解決 私と云えば今も尚、未熟で苦い 四角いままの硬いままの青い果実 刻んでみても煮込めども食えやしないの 愛されなけりゃ満たされる事もない 何もない 脳味噌を恵んでちょうだい 足りないアタマにお慈悲おくれ 恐れないで聞いて欲しい ひとつになりたい あなたと ※ ※~※繰り返し 私と云えば今も尚、未熟で苦い 四角いままの硬いままの青い果実 刻んでみても煮込めども食えやしないの 愛されなけりゃ満たされる事もない 何もない 脳味噌を恵んでちょうだい 足りないアタマにお慈悲おくれ 恐れないで聞いて欲しい ひとつになりたい あなたと 四角い果実でも愛してちょうだい 愛してよ おお
3.
籠に閉じ込めた 鳥を今 空に 放つ 何処へでも お行きよ サーカス ゾウ達は 鎖を 引き千切り 海を渡って 行くでしょう 吹かすだけのシガレットはもうやめた 朝靄と共にアディウするのよ 貴方が眠ってる振りしてる間に 窓から飛び立つのさ 古い日記と 挟んだ 花達は みんな 燃やして しまうの サーカス 玉乗りは おどけた素振りで 奈落の底へと 落ちるよ 甘いだけのシルエットにさようなら 黄昏れ時にはふと過るけど 貴方と笑ってた思い出全て 溝に捨ててしまおう ひとりきり彷徨う 何処へ 行く宛も無いままに 貴方の匂いがしない場所を探して ふらふらと気ままに行こう 行こう 行こう 最後にひとつ 今の私の気持ちを 決して届かない貴方へ さよならとかアディウだとか 散々言ったけれど 本当は"貴方"という 人は何処にも居なかった だからこれはただの 独り言ねとても空しい だけどそれも終わりにする 出口を見つけたの バイバイバイ すべて バイバイバイ みんな バイバイバイ 嘘よ バイバイバイ  バイバイバイ 貴方 バイバイバイ 私 バイバイバイ アディウ バイバイバイ バイバイ...
4.
※ 塗り固められた 愛のままに 温もり今いずこ 私を置いて 壁の中に眠る 私を置いて ※ あなたが言ったの ふたりで暮らそう 私は信じて ついて行ったの ただ その言葉だけで ついて行ったの あなたが言ったの いつも傍に居て 片時も離れず 傍に 居て 片時も離れず 傍に 居て ※~※ あなたが言ったの ひとつになろうと 嬉しさのあまりに 私は泣いた あなたは突然に 私を打った あなたは笑って 私を抱いて 壁に開けた穴に 私を埋めた 壁に開けた穴に 私を埋めた ※~※
5.
今宵 闇夜がそっと 全て包み隠してくれるでしょう だから今夜もまた 赤い壁に もたれ肌を晒け出す ※ 貴方の言葉が 阿片のように 私を酔わせて うつらうつら虚ろ 絶え間なく続け 愛の刹那よ 共に堕ちていくだけ 奈落の底に ※ 吸って 少し吐いて 深く息をしながら喫み干せば 痛みは消え去りまた 赤い壁に もたれ肌を晒け出す ※~※ 絶え間なく続け 愛の刹那よ 共に堕ちていくだけ 奈落の底に
6.
もう二度と 会えなくなる あなたに 例えそんな 日が来ても いつものように 背を向けて 別れましょう  ふりかえらないで また会える その日まで  さよなら シャローム ハヴェリム シャローム ハヴェリム シャローム シャローム レヒット・ラオオット レヒット・ラオオット シャローム シャローム いつまでも いつまでも 人は独りさ かなしくは ないのです さよなら また会える その日まで さよなら
7.
ポルノグラフィー それは「性的興奮を起こさせることを目的としたエロチックな行為を表現したもの」を指す言葉。 転じて「己の感動・快楽を煽る為に消費される事象」これに対しても「ポルノ」という表現を用いる事がある。 例えば圧倒的上から目線でお届けする 被差別者への賞賛ドキュメンタリー。「おめでとう、よくがんばったね、私は、私だけは信じていたよ」 感動ポルノ 明日には何も覚えちゃいない 少しでも道を逸れたら絶対に許せない。消えてなくなるまでこの手で叩きのめさなければならない。直接「死ね」とは言えないが空気を読んで死んでくれ。似非共感だから事情は知る気もないけれど、とりあえず声だけは荒げていこう。 批判ポルノ 明日には何も覚えちゃいない 「どうしてあの人が死ななきゃいけなかったんですかね?まだ若い、まだ早い、とても立派な方でした。それと、実は私、あの人とはこんな関係がありまして…」ある事ない事撒き散らせ、どうせ死人にゃあクチナシだ。 犬死にしたら…お悔やみポルノ 明日には何も覚えちゃいない 喜び、悲しみ、怒り、それに憧れや妬み嫉みなど、様々な感情を発散させる為に生まれ消費されてゆく多種多様なるポルノの数々。敢えて云うまでもなく、人間社会はそんなポルノで溢れ返っている。 そして私もすっかりと世俗的なポルノにまみれてしまって…あんなに好きだと言っていた、崖の上に咲き可憐に揺れる花の名前すら、明日どころか既にもう、思い出す事が出来ない。 それでも花は今もずっと同じ場所で咲き続けているのでしょうに、ぬかるみに足を取られて沈んでゆく私にはもう、その姿をうかがい知る事も出来ない。 ならばせめて、そちらでどうかお幸せに。そう切に願うばかり。 だけれど実は花もまた、ただ見上げられる事にはもうすっかりうんざりとして、切り立った崖の上から先の見えない俗世間の深淵を覗き、出来る事なら飛び降りてしまいたいと切に願っている。岩を引き裂く程に、強く根差した己の足下を呪いながら。 どちらにしても我らは、生まれながらにポルノの囚われ人なのだ。空と海とがいつまでも混ざり合わないように、未来永劫、誰一人としてひとつもわかりあえぬまま、死ぬ迄平行線を辿る。
8.
奴隷は箱庭の中に 星を見てる 夢現で 私には高嶺の花だと 思いながら 心寄せる その実は 隔たれた先で 咲き誇る花も皆 奴隷なの 奴隷なの 生きとし生けるものすべてが
9.
河原乞食が 酒場の隅で 掻き鳴らすギタァの 唸りに酔って 塞いで隠した 心の傷口が 痛みと共に 蘇り来る ※ 痛い 痛い でもやめないで 痛い 痛い でもやめないで ※ 弾いておくれよ 歌っておくれよ 嘘の無い音楽で ぶちのめしてくれ 酒を 音を浴びて 全部忘れたい なのに おぞましい 思い出が ヂンヂンヂンヂンと ※~※ 悶えるような 痛みの渦に 血塗られた興奮が 混ざり合っていく 苦虫を噛み潰し 笑えない姿を さあ笑え さあ歌え 踊れ 弾き続けてくれ ※~※ 河原乞食が 歌う事には 生まれた意味など 何一つとしてない おお 明後日の世界を 闇雲に案じても 明日死ねば水の泡 そんな事にも気付かない ※~※ 弾いておくれよ 浴びせておくれよ 嘘の無い音楽で ぶちのめしてくれ 歌え 歌えよ 踊れ 踊れよ 何もかも全部 掻き乱してくれ ダイダイダイ...

credits

released May 15, 2023

Vocal 蜂鳥あみ太=4号 Amita Hachidori
Accordion 田村賢太郎 Kentaro Tamura
Arranged by 田村賢太郎 Kentaro Tamura
Recording, Mix & Mastering ショルヘーノ Scholl
Recording Studio:Studio Amita

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